【2015.7】夏のひまわりと、ちょっと大人のミントゼリー

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じめじめとした梅雨の先に待っている、暑い夏に向けて。夏といえばのお花のひまわりの飾り方と、いつもより大人のデザートの紹介です。

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さわやかミントを生かした、大人のデザート モヒート風ゼリーです。

モヒートは、ミント・ラム酒・ブラウンシュガー・ライム・ソーダのカクテルです。
今回はお菓子にするにあたり、ミントのさわやかさを閉じ込めるため、ミントティーを作り、それをアガーで固める方法にしました。(アガーは、海藻由来で透明度が高く、つるっとした食感になる凝固剤です。)

ゼリー液に混ぜるより、仕上げにライムをしぼって食べるほうがモヒートっぽさがでたので、ゼリー液に入れるライムの量は少なくしてあり、そのままゼリーを食べても酸味はあまり感じません。ラムの量はお好みで加減してください。

<材料>リング型 1個分

アガー     15g
砂糖      60g
水      400㏄
ミント     適量(ペパーミント、スペアミントなどお好みのものを。)

ラム酒   小さじ1
ライム  1/8個

仕上げ用ライム・ミントの葉 適量

<準備>
バットに氷水を張り、ゼリー容器を入れ冷やす。

<作り方>
1.ボウルに砂糖とアガーを入れて泡だて器で混ぜる。

2.水を鍋に入れて沸騰したらミントを入れ火を止め、ふたをして3分むらす。

3.ミント取り出し、再度沸騰させたら1を入れて煮溶かす。溶けて透明になったらラム酒、ライムを絞っていれて火を止め、粗熱をとる。

4.氷水に入れたままのゼリー容器の底にミントの葉を置く。葉っぱは表が下になるように。

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5.3の液体を静かに少しづつゼリー容器に入れて、葉っぱを固める。(葉っぱが動かなくなる程度) アガーは常温で固まりますので、少し待って、手で触って固まってるか確認してください。

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6.残りの液体も静かにいれ、冷蔵庫で冷やす。

7.ひっくり返して型からだし、食べるときに、ライムを絞る。

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アガーは、製菓材料店、カルディや生協などで手に入るかと思います!(お近くのお店にて確認してください)コーヒーゼリーを作る際にもお勧めです。

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お花は夏の定番、ひまわりです。

トップ写真では小さいひまわりを短く活けましたが、夏らしい大きめひまわりをどーんと活けたいとき、ありますよね。
でも頭が重いしグラグラしてうまく活けられない・・・ というときの、ちょこっと裏ワザをご紹介します。

今回用意したのはドラセナという葉っぱ。 お花屋さんにはわりとよく置いてあります。使ったのは2本。
花びんは、高さ30㎝の広口花びんです。

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葉っぱを1枚ずつまるめて、ホチキスでとめていきます。
勢いが強くて止まりにくい場合、2ヶ所くらいホチキスどめしましょう。

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全部止め終わった状態はこんな感じ。

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ひまわりの方は、花の高さを変えながら一つにまとめます。 今回は5本。
花首がまっすぐなものと曲がっているものがあるので、うまく組み合わせて。

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軽く輪ゴムでとめておきます。r4

今回は輪ゴムで止めただけですが、麻ひもやカラーラフィアなどで結んでも。 r5

ひまわりの束と、まるめたドラセナを一緒にし、r8

花びんの長さに合わせます。
このとき、丸めたドラセナは、花びんの口をうめるクッションのような役割になります。 ドラセナの葉っぱがふちにひっかかるくらいの長さで茎をカット。 r9

 

すとん、と花びんに入れると、ひまわりもグラグラせずに留まりました。r10

葉っぱを丸めなかった、もう1本のドラセナを背中側に入れて。r11

丈の長いひまわりをドラセナで支えるアレンジ、完成。

ドラセナ以外にも「ハラン」など、大きめの葉っぱならおなじようにホチキスどめができます。
口の広い花びんをうめたいときや、花だけでうまく活けられず支えになるものが欲しいとき、ちょっと役に立つ裏技でした*

 

蒸し暑く、切花がもちにくい季節。 小さい花瓶にたくさん花を入れると、蒸れて傷みやすいので、 葉っぱや枝ものをうまく使い、少ない花をゆったり活けるのがおすすめです!

 

花カフェハニー
お菓子担当とお花担当による「花+カフェ」のプロジェクト。 毎週金曜日に目黒区洗足の洗足カフェにて実店舗営業中(2014年9月末まで) お菓子ワークショップ・お花ワークショップ・出張カフェなど。 お仕事の依頼はお問合せフォームからどうぞ。