【2016.1】バレンタインに!メッセージクッキーとボックスアレンジメント
お正月気分も抜けると、そろそろバレンタインが気になる季節。
おおげさなプレゼントや愛の告白(!)じゃなくても、
家族や友人に、ふだんの感謝や気持ちを伝える機会になると良いですね。
今月のプレートは、サクサク美味しいクッキーにのせるメッセージと、
贈りものらしさを意識したボックスアレンジメントのご紹介です!
クッキースタンプで食べられるメッセージクッキー
お菓子はココアとバニラ2色のクッキーです。かわいい形で抜いたりもいいのですが、一味変えてクッキースタンプを使って、メッセージをクッキーに書いてみてはいかがでしょうか。
クッキースタンプですが、アルファベットのもの、ひらがな、それから少し大きいサイズのものなどあります。製菓道具を扱うお店やインターネットで取り扱っていますが、最近は100円均一でもみかけますので、手軽に使うことができるのではないでしょうか。(写真の小さいアルファベット、ひらがなはパーツがくっついたままです。実際はパーツを切り離して、後ろにある紫色のガイドにセットして使います。)
(上記のクッキースタンプを使って作ったクッキー写真です。)コツは、生地に垂直にまっすぐ押すこと。またAなどの文字は細かい部分に生地が詰まってうまく抜けないことがあるので、スタンプに薄力粉をつけてから押すとくっつきにくいです。また、生地は冷えて硬すぎると押したときひびが入ってしまう場合があるので、少しだけ冷蔵庫から出してやるとやりやすいです。柔らかい生地ではうまく型押しされないので、型抜きクッキー生地など粉の配合の多いクッキーで試してみてくださいね。
土台はショートブレッドの生地を使っています。通常は長方形や丸型をカットして作ることが多いと思いますが、今回はサイコロ状で一口でぱくっと食べられる大きさをめざし、1・5センチ角の正方形のころんとしたフォルムにしました。
ラッピングしたバージョン。袋の大きさに合わせてワックスペーパーをカットし、それを台紙としてクッキーを入れています。後ろのペーパーを変えることで、かわいらしくしたり、大人っぽくしたり、クッキーは同じでも雰囲気を変えられますね。(袋は8センチ×12センチのシールつき袋を使用。もっと保存性を高くしたい場合は、脱酸素袋+シリカゲルにシーラーで袋を止めると良いと思います!)
自分でも作れる!ボックスアレンジメント。
今月のお花アレンジは、ボックスアレンジメント。
コンパクトで贈りやすく、色々なお店で見かけるようになりましたね。
そんなボックスアレンジ、今回はちょっと頑張って 「自分でつくってみよう!」 をテーマにしました。
今回は紙の箱を使いましたが、素材はなんでも。
チョコレートやお菓子が入っていた箱でも可愛いです。
大事なのは深さ!スポンジを入れそこにお花を挿すので、深いものを選びましょう。
ちなみにこの箱は深さ 9.5 cmです。
スポンジを箱の大きさに合わせてカットし、吸水させてからセロファンでくるみます。
スポンジの厚さは 3cm くらい。水が漏れないようにしっかりと、セロテープでセロファンをとめます。
ここまでが土台作りです。
丸い箱などの場合、箱を裏返してスポンジに押し付けて型をとるようにしてから切ると、ぴったりの大きさにカットできますよ。
今回用意したお花たち。
一輪があまり大きくないもの、スプレー咲き(枝分かれしている形)のものを選ぶのがコツ。
また、普通のアレンジに比べてやや挿しにくいので、茎がしっかりしているものを選びましょう。
ふわふわ重なる花びらが可愛い 「ラナンキュラス」 。2~3月にお花屋さんに並ぶ春の花です。
「スカビオサ」 と 「スプレーカーネーション」。カーネーションはシックな “ミルクティ” という品種です。
赤い実は 「ヒペリカム」。花だけでは埋めきれない間を埋めてくれる、優秀な脇役です。
いよいよ、花を挿していきましょう。
まずはポリシャスの葉っぱから。あとから挿しにくい、箱のフチの方にざっくり配置。
ボックスのフタを閉めることを考えるなら、花の長さが大事。
スポンジにはしっかり挿しつつ、フタにぶつからない長さで花材をカットします。
すべてのお花を配置し終わりました。あまりぎゅうぎゅうに詰めなくて大丈夫。
ふんわりした花びらも活かしてあげましょう。
(フタがしまらなくても、アレンジとしては可愛いですよー)
さりげないラッピングの方が、開けた時のビックリも大きくなるかも。
テーブルの上に置いておいて、「チョコかな?」と思って開けたらお花が!!
なんてサプライズはいかがでしょう?
箱やお花を工夫すれば、いろんなバリエーションができます。
やってみれば意外につくれるボックスアレンジメント。
バレンタインやお誕生日などの機会に、ぜひ挑戦してみてくださいね。