【2016.3】お花見シーズン到来*お湯で割るだけホットドリンクと、おうちで楽しむ桜の活けかた

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3月もなかばを過ぎ暖かい日がふえると、いよいよ本格的な春を実感しますね。
木々の芽はむくむくとふくらみ、球根の花がほころび、冬の間寂しかった景色に色がついてくるよう。

そんな春のおたのしみといえば、お花見!

今月のお菓子レシピは、お花見に持参したい「割るだけ」の甘くてかわいいホットドリンク。
お花は 「桜の枝をおうちで活けてみる」 がテーマです。

なにかと気ぜわしい年度末でもありますが、桜の季節も一度きり。
旬のおたのしみを逃さないよう、日常に取り入れてみてくださいね。

簡単シロップで、ノンアルコールのホットドリンク

rIMG_7891お花見をしていて、なんだか肌寒いなと感じること、意外とあるのではないでしょうか。
今月は、そんなお花見などにぴったり、外にも持っていきやすい、お湯があれば楽しめる
シロップの紹介です。3種類ありますので、お好きなものをぜひ試してみてください。

*ハニーレモン+クランベリー レモンシロップにクランベリーの赤が映えるドリンクです。

rIMG_7900作り方(ハニーレモンシロップ)
レモン1:砂糖+はちみつ1 の割合の重量で1日ほど漬けるとシロップができます。

仕上げ ハニーレモンシロップ大さじ2に120㏄ほどのお湯、クランベリーの刻んだものを入れてできあがり。クランベリーは入れないでももちろん大丈夫ですが、入れると見た目&酸味が程よく美味しいです。

rIMG_7882ハニーレモンシロップ、お砂糖とレモンを入れたところ。最初はこんな感じですが、だんだん水分が出てきます。時々ゆすって混ぜてください。

レモンは皮ごと使うので、無農薬のものを。また、苦みが苦手な場合は、うすくけずった皮と
実の部分のみをつけると苦みを減らしたものにできます(皮と実の間の白い部分が苦いのと、
黄色い皮の部分に香り成分がたくさんあります)
この割合だとしっかり甘味もあるので、お好みで加減してください。

 

*ジンジャーアップル+シナモン ジンジャーでぽかぽか、リンゴスライス入った食べるドリンク

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材料
りんご1/2個(1-2㎜のいちょう切り)、しょうが2かけ(千切り)、砂糖55g、水大さじ3

作り方
鍋に水、砂糖、しょうがを入れて沸騰後弱火で2-3分ほど煮る。りんごを加えてしんなりするまで
煮たら火を止めてふたをしておく。さめたら瓶などに移してできあがり。

りんごは酸味のある品種(ふじなど)がおすすめ。しょうがはお好みで加減してください。
砂糖は今回はグラニュー糖とキビ砂糖を半々にしましたが、お好みで。

仕上げ シロップ大さじ2にお湯120㏄程度、りんごとしょうがもコップに適量加えてください。
シナモンスティックでくるくる混ぜながら飲むとほのかにシナモンの香りがしますよ。

 

*ホットチョコレート とろりとしたチョコレートドリンクも体が温まります。

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作り方
チョコレート2:牛乳1 の割合に適量の砂糖を鍋で温めながら混ぜて溶かして出来上がり。
チョコレートに少しホワイトチョコを混ぜるとクリーミーになります。使用するチョコによって
砂糖の量は変わります。少なめにして、スティックシュガーなどで飲むときに調整して
ください。

ホットドリンクで、飲めない人もお子様も、味を変えて楽しいお花見の一杯を。

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食卓にある和の器に、桜の枝を活けてみよう

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お花屋さんでは、2月頃から早咲きの桜の枝が出回ります。
来客があるとき、ちょっと玄関やテーブルに桜がひと枝あったら素敵。

でも、枝物ってうまく飾れない…という方も多いのではないでしょうか。

今回は自宅にある「和」の器に、少しの枝物を留めるワザをご紹介します。

 

キッチンにある和の器たち。

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我が家では、こんな感じでした。
おちょこ、ビール用の陶器のコップ。(お酒の器ばっかり!笑)

 

留める枝を仕込む。

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器の口に合わせて、太めの枝をカットします。
ここは見えなくなるので、いらない部分の枝でOK。
しっかり留まるように、器に沿って切り口をななめにカットしています。

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いったん枝を取り出して、割りをいれます。

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割りをいれた枝を、もう一度器の口にセット。

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活けたい枝を、割りの部分に挟んで固定します。

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口の広い器でも、しっかり枝が直立しますね!
小さなおちょこにも、立体的に枝を活けることができます。

細長いビアグラスには、思い切って長い枝を活けるとかっこよくきまります。
目安は器の高さの3倍くらい。

 

春の花を添える。

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今回用意したのは、手前から
ラナンキュラス、てまりそう、スイトピー。
葉っぱはゲイラックスとアイビーです。

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仕込んだ枝が見えないように、葉っぱや花を短く活けます。
器の縁に花首がかかるようにして、すとんと入れるだけです。

 

いかがでしょうか?
今回の花留めはとても単純な構造。
たくさんの枝を活けるには向きませんが、ひと枝だけちょこっと活けるときには重宝しますよ。

この春はぜひ、おうちでも桜の枝を楽しんでみてくださいね。

 

 

花カフェハニー
お菓子担当とお花担当による「花+カフェ」のプロジェクト。 毎週金曜日に目黒区洗足の洗足カフェにて実店舗営業中(2014年9月末まで) お菓子ワークショップ・お花ワークショップ・出張カフェなど。 お仕事の依頼はお問合せフォームからどうぞ。