【2015.10】秋のリースと、いも栗かぼちゃのモンブラン
10月のおもてなしプレートは
いも栗かぼちゃのプチモンブランと、秋色リースのスタイリング
です。
秋色3種のプチモンブランは、ハロウィンパーティのデザートにもぴったり!
一口で食べられるサイズで甘さ控えめ。
大人も子供も食べやすく、ついついつまんでしまうこと間違いなしです。
秋色の葉っぱや木の実のリースを食卓に使って、おもてなしモードを盛り上げましょう!
口金なしで簡単・3種のプチモンブラン
今回のお菓子は「秋といえば」の、さつまいも・かぼちゃ・くりを使ったモンブランです。
モンブラン口金は製菓材料で店で比較的安価に手に入れることができますが、今回は口金は使わずに作れる方法での紹介です。
<使ったもの>
土台用のタルトカップ / 生クリーム / 3種類のペースト / 飾り / 絞り出し袋
☆土台について
今回は市販のタルトカップを使用しました(写真左上)。
もしない場合、市販のサブレ・クッキーなどを土台にもできます(参考写真)。
☆3種類のペーストについて
細かいレシピではなくざっくりとした作り方を載せています。
かぼちゃ、さつまいもは、ものにより甘味水分が異なるので、様子を見ながら適宜砂糖など足してください。(砂糖を入れるだけでも硬さが緩むので、砂糖を入れてから水分で硬さを見るほうがやりやすいです。)
さつまいもペースト…蒸したさつまいもと砂糖、牛乳をハンドブレンダ―で混ぜて作ります。ハンドブレンダ―がない場合は裏ごしをしたほうがよいです。硬さは牛乳で調節。
かぼちゃペースト…蒸したかぼちゃと砂糖をハンドブレンダ―で混ぜて作ります。さつまいもより水分が多いのでいちど混ぜてから固いようなら牛乳で硬さを調節してください。こちらも、ハンドブレンダ―がない場合は裏ごしをしたほうがよいです。
栗ペースト…市販の栗ペーストにバニラビーンズ、牛乳(もしくは生クリーム)をハンドブレンダ―で混ぜて作ります。使うペーストによって硬さが異なるので、牛乳は様子をみて入れてください。
それぞれ、できあがったら絞りだし袋に詰めます。口金は必要ありません。
(絞り出し袋は製菓材料店のほか100円ショップなどで購入可能です。)
☆生クリーム
8分だて程度にして、星や丸口金絞り出し袋に詰めておきます。
(なければボウルから直接スプーンですくう方法でもOK)
☆飾り
飾りは、ナッツ・レーズン・ピスタチオなど刻んだり、かぼちゃやさつまいものペースト用に蒸したものを一部わけておき、薄切りにしておくなどして用意しておきます。
<仕上げについて>
土台に生クリーム…の前に、飾り用のナッツやレーズンを忍ばせるとアクセントになります。
お好みでお試しください。
次に生クリーム。ペーストを山のようにしたいので、生クリームも山型になるよう意識して乗せます。
生クリームの上に、好きなペーストをを絞っていきます。
ペーストはある程度硬さがあるため、絞り出し袋の先を切ってだすだけで、丸く絞れます。
出ずらい場合は少し大きくカットし、楕円になる場合は袋の先を縦横とつまんで丸く形を整えてください。
さつまいもペーストを絞っているところ。
生クリームに沿うように下からぐるぐると上に向かって絞っていきます。
3種類絞り終わるところ。
かぼちゃのペーストがぶちっと切れてしまっていますが、切れたところを重ねて隠すようにすれば目立たずに絞れます。
できあがり、飾りつけなしのバージョン。
飾りつけありのバージョン。雰囲気が変わりますね。
また、生クリームが見えたり、うまく絞れなかったところがあっても、飾りで隠すことができます。
飾りつけの アップ。めいめい好きなものをトッピングするのも楽しいですね。
大きいサイズはちょっと大変かもしれませんが、ミニサイズならこの方法ですぐできます。
また、こどもでも絞ることができるので、パーティなどでみんなでわいわい作る、なんていうのはいかがでしょうか。
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お花は使わず、秋色演出!
今回はお花を活けるのではなく、秋の素材を使ってお皿まわりをスタイリングしてみました。
用意したのは
「バラの実 ”センセーショナルファンタジー”」 と 「ファーガス (色染めブナの葉)」 。
バラの実はいろいろな品種があります。
それぞれに可愛さがあるので、どんな品種でもいいですよ。
ドライになるとしわしわになりますが、色はキレイに残ります。
ファーガスは加工品。
生のような手触りですが、薬品処理されて染められてる、いわゆるプリザーブドフラワーです。
色がまわりに付くことがあるのでちょっと扱いに注意。
もちろん、きれいな落ち葉や紅葉した葉など、ナチュラルなものを使ってもOKです。
土台は赤づるを使いました。
市販品のリースでも良いですが、きっちり作られているものより、ゆるくまとめただけのようなラフなものがおすすめ。
今回モンブランを乗せるお皿は直径27㎝だったので、リースはそれよりやや大きめに。
外径35㎝、内径25㎝くらいにしました。
ファーガスの葉っぱは色落ちすることもあるので、側面と上面にはりつけます。
(テーブルクロスなどに触れないように、浮かせておくイメージです)
ファーガスをはりつけ終わったところ。
このままリースとして使っても可愛いですよ。
バラの実は茎をを短く切り、土台の赤づるに組み込むように置いていきます。
リースとして使うのであればここでもグルーガンを使うか、ワイヤーなどで留めつけましょう。
今回はテーブルで使うだけなので、バラの実はひっかけて置くだけにしました。
あまったファーガスの葉っぱとかぼちゃを、キャンドルと一緒に小さなお皿にのせてみました。
ここでもつるを少しからめて使うと、ナチュラルな雰囲気に。
ちなみにこの細いつるは、散歩の途中でフェンスにからまっていたもの。
植物のつるってなんだか放っておけなくて、ついついひろってきてしまうのですよね……
夏に朝顔を育てていた方は、立ち枯れた後のつるも良い風情です。ぜひ使ってみてください。
秋のお散歩であつめてきた紅葉や木の実、どんぐりなどを使うのも楽しいです。
おもてなしのテーブルで、きっと楽しい話題になりますよ♪