【2016.2】ミモザの季節!春のお祝いに、彩りあざやかな2色のフォンデュ
春とともに、入園入学、引っ越しなど新しい生活へと変わる方が多いる時期ですね。
これまでありがとうや、これからよろしくお願いしますの気持ちを込めての集まりも
多くなるのではないでしょうか。
今月は、質感に注目したミモザの飾り方と、フォンデュ鍋がなくてもできちゃう、みんなで楽しめる
2色フォンデュの紹介です。
手持ちの鍋&空き缶でできるフォンデュ
今回は、フォンデュ鍋がなくても楽しめる、チーズフォンデュ&チョコレートフォンデュです。
ホットプレートの上にフォンデュ液を入れた容器を乗せるやり方もありますが、さらに、ホットプレートがなくても大丈夫、鍋で湯せんをする方法の紹介です。
手元にあるものを利用してフォンデュ鍋代わりに
フォンデュ液を入れる容器は、果物の缶詰を使いました。(写真奥・左)
匂いの強いものは缶にもにおいが残るので、比較的匂いののこらない果物にしました。
缶も、大きさや高さがそれぞれ異なりますので、鍋の大きさに合うものを見つけてみてください。
耐熱ガラスやマグカップでももちろんできます。
また、空き缶でなくとも、ステンレス製のコップ・プリン容器、ホーロー製の容器も熱伝導が良い
ため、向いています。(100均を覗くと意外にもありました。)
保温用にお湯を入れておく容器は保温性の高い鍋が一番良いと思います。
温かさを保ちたい場合は、ガスコンロ等を使ってくださいね。
手軽にできるチーズフォンデュ
さて、レシピです。チーズフォンデュは誰でも食べられるように白ワインではなく牛乳を使い、
チーズも手軽に入手できるものを使っています。本場の味とは違ういわば「チーズフォンデュ風」ですが、 お子様やアルコールが苦手な方もみんなで楽しめますよ。
チーズフォンデュ
(材料 作りやすい分量)
溶けるタイプのチーズ 100g
ゴーダチーズ 50g
牛乳 150㏄
コーンスターチ 大さじ1
(作り方)
1.ゴーダチーズを細かくカットする。
2.すべての材料を鍋に入れ、弱火で煮溶かしながら泡だて器で混ぜる。
チーズが溶けて滑らかになったら、出来上がり。容器に移してください。
※さめると固まりますので温めながら使ってください。
冷めてもとろっとチョコフォンデュ
続いてチョコフォンデュはさらに簡単な材料と分量です。チョコにこだわったり、牛乳に生クリームを加えても。
チョコフォンデュ
(材料 作りやすい分量)
チョコレート 100g
牛乳 50㏄
(作り方)
チョコレートを刻む。牛乳とチョコレートを鍋に入れ、混ぜながら溶かす。
なめらかになったら出来上がり。さめてもとろっとしている状態です。
こちらは、鍋の湯せんでも作ることができます。
今回用意した具はこちら(チーズフォンデュ・チョコフォンデュ両方分です)
野菜:サラダ菜、パプリカ、ミニトマト、ゆでじゃがいも
果物:ミカン、白桃、いちご、ドライフルーツ(いちじく、あんず、レーズン)
そのほか:マシュマロ、バケット
パンはどちらにも使えますので多めにあると良いと思います。
あと、写真にはありませんがチーズフォンデュにバナナも合いました。意外な組み合わせを見つけるのも楽しみの一つですね。
今が旬!ミモザを飾る。
2月~3月になるとお花屋さんでも見かけるようになる「ミモザ」。
明るい黄色のぽんぽんとした花は、春のウキウキ気分を盛り上げてくれますよね。
こういう花は飾るコツなどないくらい、どう飾ったって可愛いのです(!)が
今回は「質感」に注目して合わせる花や花器を選ぶ方法をご紹介します。
質感に合わせて花器を選んでみる。
今回用意したのはシンジュバアカシア(パールアカシア)のミモザ。
(そうそう、ミモザというのは黄色いアカシアの花の総称なので、「ミモザ」という植物はないのです。
銀葉アカシアやパールアカシアなどいくつかの種類が花をつけたとき、「ミモザ」として出回ります。)
質感を見ると、明るいグレーの葉っぱはつやがなく、マットな感じ。
葉っぱも花も、色みもは濃い色ではなく、白が多く混ざったスモーキーな色です。
「マット」で「スモーキー」。
「つやつや」「キラキラ」「色鮮やか」とは対極。
合わせる植物は同じような色みと質感のユーカリ(ユーカリ・ポポラス)に。
器はガラスや陶器ではなく、くすんだブリキや使い古したような金属が似合いそうです。
今回はフォンデュに使ったのと同じく缶詰の缶を使い、使い古したダメージ加工をしてみました。
なるべくつやのないタイプの缶を選びます。
トングなどでしっかり掴み、コンロであぶって焦げ目をつけます。
熱くなるので、火傷に注意してくださいね。
缶のダメージ加工はいろいろな方法がありますが、火であぶるのは一番手っ取り早くお手軽な方法です。
右側の缶はちょっと金づちで叩いて、ボコボコ感を出しました。
食卓で使う前提なので、クロスに触れる底の部分はきれいなままにしておきましょう。
(底面がサビたり焦げたりしていると、クロスが汚れるため)
内側は新しい缶のままなので、水を入れても安心。
水を入れて、ざっくりと束ねたミモザとユーカリポポラスを飾ります。
こうやって質感を合わせて花器や脇役の植物を考えると、統一感が出て失敗しないアレンジになりますよ。
ドライを楽しむ。
ミモザのもう一つの楽しみは、ドライになること。
パーティ当日は、フレッシュなミモザを束ねてスワッグにして玄関に飾ったり。
小さなかけらを麻紐にとめたり。
そのままにしておくと、数日でドライになります。
ふわふわの花は少ししぼみ、葉っぱはパリパリになりますが、それもまた良い雰囲気。
そのままドライにするつもりで、水に活けないアレンジを考えられるのも楽しいところです。
おまけ:あまった葉っぱを小道具に。
ユーカリポポラスの葉っぱがあまったので、竹串の先にマスキングテープでとめてみました。
小枝でフォンデュしているみたいで、楽しい雰囲気に♪
どんな植物でもできますが、食品に入るといけないので、散りそうなものは避けてくださいね。
3月8日は「ミモザの日」。
お花屋さんでは少し定着してきたかな?と思います。
この日に合わせてミモザの枝ものは手に入りやすい時期になりますので、
見つけたらぜひ、飾ってみてくださいね*