【2016.11】年末年始はおなかにやさしいサムゲタン風煮込みでパーティ!
いよいよ年の瀬ですね。
忘年会や飲み会が多く、楽しいけれど胃腸も疲れがち。寒さも本格化してくるので、体調管理が難しい時期でもあります。
気の置けない仲間とおうちで飲むなら、おなかから温まる鶏の煮込みはいかがでしょう。
お花も気負わず、あしらう程度で。
バリエーションを変えれば、クリスマスやお正月にも使えるディッシュアレンジです。
ことこと煮込むだけ。優しい味わいの丸鶏の煮込み
今回は丸ごとの鶏肉の煮込みです。といっても、鶏肉が入る大きさの鍋があれば、あとは気長に煮こむだけでできます。韓国料理にあるサムゲタンを参考に、お腹にはもち米を詰めました。骨からでたスープも美味しい一品です。
~材料~
鶏肉 1羽
もち米 100gほど(洗って30分ほど給水させておく)
しょうがの薄切り ひとかけら分
ネギの青い部分 適量
塩 小さじ1
薬味として・・・白髪ねぎ、青ネギ、韓国唐辛子、生姜の千切り、カイワレ大根etc
~作り方~
1.鶏肉のお腹を確認し必要なら流水で洗ってきれいにしておく。
2.鶏肉表面に小さじ1ほどの塩を刷り込む。
3.お腹に給水させたもち米を詰めて、タコ糸で縫いあわせるか、楊枝で留めます。タコ糸で縫う場合は楊枝の溝にタコ糸を結んで縫うことができます。(写真参照)
鶏の足は上でクロスさせてタコ糸でぐるりと巻いて結ぶ(見た目のためなのでしなくてもよいです)。
※もち米は膨らむのでお腹の8割ほどにし、余ったものは鍋にそのままいれるとスープがとろっとします。
3.鍋にいれて鶏肉がかぶるまでお水を注ぎ、弱めの中火にかけ沸騰したら弱火にしてひたすら煮込みます。2-3時間ほどして、鶏肉が骨から外れるほど柔らかく、中まで火が入っていれば完成。
お好みで薬味と塩、胡椒などかけてお召し上がりください。もち米はスープを吸って雑炊風になります。さらにスープが余るようならゆでたラーメンを入れてもよく合いますよ。
もし、切ってみて鶏肉には火が入っているけれど中心のもち米がまだ…という場合は、なるべく混ぜないようにお腹のもち米を崩して、スープが少ない場合は水を足して弱火で煮てしまえば大丈夫です。
12月は、時期柄丸ごとの鶏肉が手に入りやすいのでぜひ。
ぐるりと囲むだけで華やかに!リース風ディッシュアレンジ。
薬味の小皿をひとつの大皿にまとめて、まわりに小枝と実ものをあしらいます。
直接食べ物にふれないこの飾り方なら、いろんなものに応用がききますよ。
用意したのは「ヤシャブシ」の枝。この時期クリスマス素材の枝ものとして出回ります。
短く切ってぐるりとリース型に。置くだけでもよいですが、今回はホットボンド(グルー)で留めてあります。
壁にかけるリースではないので、強度はいまいちでも大丈夫。
枝と枝の間に、野ばらの実をはさんでいきます。
間にモミやヒバなどの針葉樹をはさめばクリスマス風に、松の葉を散らせばお正月にも。
この時期ひとつ作っておくと、人が集まる食卓にあれこれ使えますね。
枝があまったら、箸置きにも小さく飾りつけをしてみましょう。
枝を直接箸置きにするのではなく、お手持ちの箸置きに小枝のパーツをワイヤーで留めました。
鍋パーティくらいの気軽な会でも、こんなワンポイントがあると嬉しくなります。
photo by 田村元一
ホットボンドがなければ、並べるだけでも十分。
クリスマスリースを作った残りの材料や、松かさ・どんぐりなどで気軽に作ってみてください。
お花を飾るスペースがないと思った食卓でも、ちょっとした工夫ではなやかに楽しめますよ。